いろいろありました9

 高校二年生の間はまあまあの成績だったが、あくまでも高校の中での話で全国模試ではとてもいい大学に行ける状態ではなかった。

市内にある大学の推薦を狙うのなら高校の成績が大切になるが、そうではないのなら全国模試の方を重視しないといけない。

しかも、この二つの勉強の仕方が少し違っていると思った。

「どうする、推薦を受けるか一般入試を受けるべきか」と少し考えた。

周りの人は「推薦を受ける方がいいんじゃない」と言う人が多数だったが、私は一般入試で大学に行きたかった。

推薦と言う事は一般入試では入れる自信がないという事になると思うと嫌だった。

「高校入試のような失敗はもうしない、今度こそいい大学に実力で行って見せる」と言う思いもあった。

「いい高校に行かれた訳でもないのに、推薦を受けた方がいいかも」とちょっと考えた所もあったけど。

じゃあどこの大学に行かれるのかと言う事になると、「福岡の〇〇大学なら夢ではない」という程度だった。

これを言ったのは担任の教師で、自分でも「まぁ、そんなものかなぁ」と思った。

心の中ではもう一ランク上の大学を狙っていたが、下関で一番いい高校に行っても簡単ではないので現実問題としてはとても無理だった。

しかし、諦めきれない何とかしたいので朝5時まで勉強してみた。

そして7時には起きて学校に行く。

2時間ぐらいしか寝ていなかったが特に寝不足できついとは思わなかったし、授業中に眠たくなることもなかった。

17,8歳で体力があったという事もあっただろうが、こんなに寝なくてもどうにもならないものなのだと思った。

もう一つよく思ったのが、「ナポレオンは三時間しか眠らなかったというけど自分の方が睡眠時間が短い」と言う事だ。

まあ、単純に睡眠時間を比較しても仕方がない。

この様に歴史上の偉人と比較して自分の方が優れていると考えてしまうのが今になってみると高校生のお子様の考え方だった。

夜中に勉強していると昼間より時間が長く感じた。

「日本中で今起きているのは自分だけなのではないか、こんな時間まで起きている人がいるのだろうか」とよく思った。

こんな時にテレビでは「〇〇ちゃんよく頑張っているね、お夜食を持ってきたよ」と言うシーンよく見た事があった。

しかし、うちの親は熟睡しており夜食を作る気配もないどころか、大きないびきが聞こえてくるばかりだった。

二人とも働いていたのでとても起きたりできなかったのだろうという事が今は分かるが、当時は「うちの親はなんて薄情なんだ」と思って勉強をしていた。

 

 

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