この仕事大変です

 私も一応法律家なので法律に関する事も書こうと思います。とは言ってもそんなに難しい話ではないので、気楽に読んで下さい。

相続や遺言に関する依頼や相談が多く、私が受けた中には相続人同士の折り合いが良くなく、一人の相続人とその配偶者だけで亡くなった方のお葬式を出したり、自宅の管理をしているケースがありました。当然と言うか「なぜ他の相続人は何もしてくれないのに財産を分けないといけないのか、相続財産は全て自分がもらう」と言い出しました。

この様な場合、法律的には争っているとみなされます。実際にはまだ争っていなくても、全ての財産を一人の方がもらうでは他の相続人はまず納得しないのでいずれ争いになる可能性が高いからです。

話し合いなどで解決できなければ、裁判等をするしかなく、それにかなりの時間とお金を使う事になります。その事を話してもなかなか分かってもらえず、「それは法律がおかしい」と言って腹を立て、少し時間をおいては話し合うと言う事を繰り返しました。

幸いにもこの方は亡くなった方に使ったお金の領収書等をきちんと取っていたので、それらを他の相続人に見せてこれからも亡くなった方の自宅の管理費等に使うと言う事でほぼ全ての財産を相続できましたが、一歩間違えば大変な事になったかもしれないケースでした。

この様に法律と言うのは完璧なものではない、個人の事情には対応してくれないと言う事が言えます。同じ立場なら「何もしてくれない相続人になぜ財産をあげないといけないのか」と思う方も多いと思われるだけに、この仕事をしていてもどかしいところです。

法律はよく読んでみると、あいまいなどちらとも取れる書き方をしている所も結構あります。「後は現場で判断してくれ」と言う事なのだ思います。

つまり、法律が完璧でない以上、自分に有利な事は証拠として残しておくしかないです。先ほどのケースの様に領収書を残しておいたり、日記やメモを残しておいたり、ビデオに撮ったり、第三者等に協力してもらえる時は頼んでおくのも一つのやり方だと思います。

今、相続等で悩みながらこのコラムを読んでいる方は実行してみて下さい。

 

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