任意競売

1、任意競売とは

 競売と言う言葉は新聞などでもよく聞きます。

債権者がお金を返せなくなった人の不動産を処分して借金の回収をする方法で、当事者の意思に関係なく裁判所を通じて行われます。

債権者が裁判所へ申し立てを行い対象物件の評価が決定したら入札を行います

入札に参加している買受申出人の中から最高額を提示した人が落札して不動産の権利を移転することになります。

裁判所の主導で強制的に進む点が任意競売とは違うところです。

競売には担保不動産競売と強制競売があります。

担保不動産競売とは、抵当権か根抵当権を設定してある不動産を競売にかけて、その売却代金で債権の回収をする手続きの事です。

根抵当権と言う言葉はあまりなじみがありませんが、何度も抵当権を設定したり抹消するのは非常に手間とコストがかかるため担保できる額の最高額を決めて何度も行う取引を束ねて担保する抵当権の事です。

強制競売とは、債務者の不動産を差し押さえて競売にかけて買受人が支払った代金を債権者が受け取るものです。

これに対して任意競売とは、購入した不動産のローンの支払いが滞った際に不動産を売却して返済に充てる方法です。

抵当権が設定してあると不動産を売却することが出来ない為にローンの返済を終わっている必要があります。

抵当権の解除もローンの完済もどちらも出来ないという事がない様に金融会社の承諾を得て抵当権を外してもらい不動産を売却してローンを支払える様にするのが任意競売です。

任意競売をせずに支払いが滞ると競売にかけられてしまいます。

任意競売の方が債務者の言い値に近い値段で売ることが出来ることもあり競売よりも高値で売ることが出来ることが多く、話し合いにより不動産が売れて次に住む人が引っ越してくるまで住み続けられる場合もあります。

競売開始決定通知などが届く前に決断をすることをお勧めします。

2、メリット・デメリット

任意競売のメリットとしては競売とは違い市場価格に近い金額で不動産を処分できるために売主はより多くの売買代金を手にすることが出来ます。

これにより返済に充てることが出来る額が多くなり、交渉次第で分割払いにも応じてもらえる事があります。

また手続きを円滑に進める為に引っ越し代金を債権者や買主が負担してくれる場合もあるようです。

デメリットとしては債権者全員の同意が必要になるという事が挙げられます。

債権者が設定している担保権を全て外してもらわないと売却できないからです。

担保権をいくつも設定してある場合はここがネックとなります。

 

無料相談ご予約・お問い合わせ

トップへ戻る

電話番号リンク 問い合わせバナー