大卒ニート

 ここ数年の新卒の就職状況はニュースなどを見ているといいようですが、何年か前まではかなり悪い時期がありました。

一流大学を出ているのに就職先がないと言う様な事が起こっています。

今や4割の人が非正規の時代なのですから大学に行ったから安心という事でもないのでしょうが、もう少し何とかならないものかと思ってしまいます。

私が聞いた話では一流大学を卒業したものの就職活動に失敗して正社員になれず父親が役員を務める会社に入社した人がいました。

「まずは現場を経験してから」という事で工場勤務になったのですが、そこには大卒は一人だけでした。

当然のように話は合わず40歳を過ぎている人が少年漫画を回し読みしているのに驚いたそうです。

「それでも行ったところで頑張るしかないだろう」などいろいろな意見があるでしょうが、いい大学を出た人は少なからずプライドを持っているのではないでしょうか。

この方と同じ大学を出ていたら同じ気持ちになる人もいると思います。

仕事が出来ないという事で同僚からは陰口を言われ、3か月で退社したそうです。

「高卒と一緒になって働くのはプライドが許さない」と言っていました。

プライドがあるから頑張れるという事も多いですが、この場合はプライドがあるからむしろ良くないという結果で、いい大学に行ったららそれなりの就職につかないと本人も納得できないし難しいものだと思わされます。

公認会計士の資格を取っても経験を積ませてくれる事務所がないために就職できずにアルバイトで食いつないでいるという人もいました。

どう考えても本人の勉強不足や、やる気がないからではないとしか思えず努力が報われる社会になってほしいものです。

大卒ニートになる人の特徴として挫折の経験がないという事が挙げられます。

学校に行っている間は勉強が出来れば親や教師から何も言われず叱られたりすることは少ない為に社会に出て上司から怒られるとショックを受ける人もいます。

うらやましい人もいるものですが、大人になってから初めて挫折を経験すると精神的落ち込みが大きく気分が落ち込むものだと言われています。

「自信」と言うものは何かのきっかけで簡単に崩れてしまうものだそうです。

今までずっとうまくいっていたので社会に出てからもそうなると本人も周りの人も思っていたのにうまくいかない挫折感はかなりのものがあるのでしょう。

これまで持っていた自信を無くし社会への恐怖心を持ちそのまま長い間引きこもりになる人もいるそうです。

何とかしようと職安に通い面接を何度受けてもうまくいかずに自己否定されているように感じてそのうち何もしなくなってしまう。

そのまま何か月も何年も過ぎていく事になります。

親や周りの人も「早く働け」などと言わずに一番気にしているのは本人なのですから温かくみまもることが一番いいのではないでしょうか。

 

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