嫌な記憶

1、トラウマ

 子供の頃にイジメにあったり親から虐待された、いわれのない差別を受けたなどいろいろないやな目に会う事があります。

大人になって何十年も経っているのに嫌な記憶に支配されて時間がある時はそのことばかり考えてしまう。

この様な状態を心的外傷(トラウマ)と言いますが、どんないやな目に会ったのかその人自身でないと分からない所もある為に周りの人が解決する事が難しい所もあります。

自分が経験した事がない事は普通分からないので、いじめにあったことがない人はいじめにあった人のつらさが分からないのが当然です。

しかも人間は他人の気持ちをなかなか理解できないもので、どんなに仲のいい友達や家族でも相手の事を2割理解できればかなりの理解者で、5割理解できる人は「神」に近いと言われています。

つまり、どんなにつらい体験をしてもそれを5割理解できる人はまずいないという事になります。

むしろ「くよくよするな、これからの事を考えて前向きに生きていくしかないだろ」と言ってくる人もいます。

「人に話すんじゃなかった。よけいに嫌な気分になった」と思う事もあるのではないでしょうか。

他の人に話すのであれば同じ様な経験をした人の集まりに参加するか、専門家に相談するしかないという事になります。

よく家族が犯罪に巻き込まれて亡くなったという人が同じ境遇の人たちと〇〇の会などを作り自分の苦しみを話しているのはこの為でしょう。

2、忘れられないのなら

私たちは嫌な記憶は忘れようとします。

過去にあった嫌な事をすべて覚えているという事はまずありませんが、嬉しかった事よりトラウマになるようなことは鮮明に覚えているものでしょう。

忘れることが出来ないのなら、忘れようとせずに共存するしかないのではないでしょうか。

忘れようとしてもよけいにまとわりついてくるのなら、嫌な記憶から学ぶことをしてみる。

誰でも自分の事がかわいいので「なんでこんな目に合わないといけなかったのか、何も悪い事をしていないのに」と考えます。

しかし、イジメられていた子供が他にもいたら、その子を見てどう思ったか。

たいてい「この子はいじめられても仕方がない」と周りは思っているのではないでしょうか。

自分がいじめにあうと「なぜこんな目に」と思いますが、同じ状況の他人を見ても「仕方がない」と考えている。

最初に話したように人間は他人の気持ちは分からないという事です。

ならば自分でいやな目にあわない様にするしかありません。

子供の頃に勉強が出来なかったからいじめにあったのではと思うのなら人より勉強して周りを見返す。

人は「この人は自分よりすごい」と思う人をイジメたり、バカには出来ないものです。

何か目標を持ち、そのことを頑張る事がトラウマを克服する一番いい方法ではないかと思います。

トラウマになる様な嫌な記憶は人生でマイナスになる事ばかりではなくその人の考え方でプラスの方向にもっていくことが出来る場合があります。

自分の力でトラウマを克服するには目標を持つことです。

 

無料相談ご予約・お問い合わせ

トップへ戻る

電話番号リンク 問い合わせバナー