常識とは何か

 「そんなのあたりまえ、常識だろ」と言う人がいるし、人を見て「この人非常識だなぁ」と思ったりする。

何が常識で、何が非常識なのか明確な基準がある訳でもないし、たぶんこの問いに答えられる人も少ないのではないだろうか。

思うに常識とは私たちの所属しているグループや会社、団体の考え方や価値観、今まで行ってきた事等だったりする。

日本では朝から晩まで働いて、飲みに行っても仕事の話をしているのは当たり前だ。

他の国では、正午には仕事を終わり昼間から居酒屋で飲んでいる所もある。3時間も4時間も飲んでいるので、ビールの気が抜けない様にジョッキに蓋があると言う

そして大量のウインナーやハム類を大皿いっぱいに毎日の様に食べる。

日本人の感覚では考えられない話だが、その国からしてみればそれが当たり前であり常識だと言う事だ。

考えてみれば、日本人は仕事ばかりしているので、飲みに行っても仕事の話中心になる。

他の国の様に仕事もそこそこに飲みに行ったり、家族旅行をしたりすると仕事の話ばかりする事はないだろう。

その国の人達からすれば「日本人は仕事ばかりして楽しいのだろうか、人生は楽しむ為のものなのに」と考える。

日本人は「そんなに遊んでばかりいても楽しくない。働いてたまに休日があるからいいんじゃないか」と思う。

日本の中でも、ある会社では朝から夜遅くまで働き、家に帰って来ても食事をして寝るだけ。

周りの人達も同じ事をしているので特に何とも思わずに「これが当たり前だ」と思っているし、「みんながしているのに自分だけがやらない訳にはいかない」と考える。

その会社ではそれが当たり前、それが常識と言う事だ。

別の所では8時から5時で仕事が終わり、残業もほとんどなく、その上夜勤をしている人よりいい給料をもらっていたりする。

たぶんそこの職員の人達は、これが当たり前と思っている。

つまり常識とは、そのグループに所属している人達が常識と思えば常識になるし、非常識と思えば非常識になる。

かなり曖昧なものと言えるだろう。

だからこそ他の国に行けば日本の常識は非常識になる。

人生を謳歌するには、確かに遊ぶ事も大切だろう。

朝から晩まで働いて過労死でもしたら元も子もない。

私たちが常識だと思っている事が実は人の生き死にを左右するほどの非常識と言う事もあるのではないか。

私たちの周りには常識の方が少なく、非常識にあふれているとも考えられるのではとも思う。

 

 

 

 

 

 

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