弁護士の懲戒処分が増加していると言う。
数を増やそうと言う国の方針で、現在約4万人の弁護士がおり、処分を受ける数も増えていった。
若手の処分が多いのかと思いがちだが、実務経験30年以上の人が4割以上らしい。
経験年数が少ないうちは先輩の言う通りに仕事を行い、扱う金額が少ないためトラブルに発展しにくい。
ベテランの方が昔ながらのやり方で、今求められている事に適応できずにもめる事が多い。
数を増やせば仕事の奪い合いになり、この様な状況が多くなるのは容易に想像できたはずであり、処分を受けた人だけが悪いわけではないと思われる。
以前は受けていなかった依頼も今では受けざるを得ないと言う事もあるのではないか。
我々行政書士にも同じ事が起きないとも限らない。
国の政策に振り回されない強固な事務所運営を模索していくしかない。
これから弁護士になろうと考えている人の為にも、もっと夢の持てる世界にしていく必要があるだろう。