相続させる立場、する立場

1、相続させる立場の考え方

 相続税法が改正され、相続に関する関心を持つ方が多くなりました。

依頼者の方の自宅に行っても「相続税が改正されたよね、どう変わったの」と聞かれることもあります。

誰もが「家族のために」と考えているのですが、いざ取り組もうとすると何から始めたらいのか簡単にいかないことに気が付きます。

相続させる立場からすると、「自分の生活費や入院などをした時のお金を確保しておきたい」「財産があると分かるとあてにされそう」「財産を残すともめるので、残さずに使い切りたい」などという本音を聞くことがあります。

その人の置かれている状況からいろいろな事を考えるでしょうが、相続人に内緒にして独断で物事を進めていくと気持ちが伝わりません。

まず自分の気持ちや考えを話し、相続する人の考えを聞いてみることが大切です。

そして遺言書を書いてみましょう。

最近では書店などにも遺言書の作成キッドを置いています。

日本人は自分の気持ちを表現したり、法に訴えたりすることが苦手な民族です。

場の空気を読みながら口には出さずに丸く収める事を良しとしてきました。

しかし、一度だけでも気持ちをはっきり伝えて相続人の方に自分の考えを分かってもらってもいいのではないでしょうか。

2、相続する立場の考え方

今ではテレビなどで相続や遺言を扱った番組を多く見かけます。

しかし、相続する立場の人からは親に「遺言書を書いておいた方がいいよ」と言ったら「俺が死ぬのを待っているのか」と言って怒られたという話を聞く事があります。

このような事から「相続の話をどう切り出していいか分からない」という不安があるようです。

まだ親は元気そのものという様な場合はなおさらだと思います。

親が亡くなろうとしているときや余命宣告されてから相続の話をするのは一番悪いタイミングで、「遺産を多くもらいたいのか」と言う誤解を招き争いごとに発展するかもしれません。

一度感情がこじれると次に相続の話題をすることが難しくなります。

なかなか難しいのですが例えば、親が健康面や生活面での不安を訴えた時や身近な所での相続争いの話が出たとき。

年配の方を狙った詐欺事件の話題になった時など親のサポートが必要になりそうな時が相続について話す良いタイミングと言えます。

「ずっと自宅で暮らすのか」「一人暮らしになったらどうするのか」「介護が必要になったら誰に介護してもらいたいのか」など親のサポートの話を中心に相続の事も話し合ってみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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