73回目

 今日は73回目の終戦の日だ。私の祖父は乗っていた船が魚雷で沈没し、3日間程意識のないまま漂流していたそうだ。

激戦地にも行き食べる物がなくカエルやヘビ、靴の皮等口に出来る物は何でも食べたと言う。

何とか生きて帰って来たものの、職がなく夫婦喧嘩が絶えず、近所の人からもあまりいい目では見られていなかったらしい。

やっとの思いで就いた工事現場の仕事で事故に遭い亡くなったそうだ。

戦争の犠牲者だろう。

祖父は「戦争映画はおかしい、爆弾が炸裂すると全員が即死するが実際はほとんどの人が生きていて、誰も助ける人もおらずそのまま苦しみながら亡くなっていく」とよく言っていたそうだ。

こんなつらい思いをしてせっかく生きて帰ってきたのに、事故で亡くなるなんて祖父の人生は何だったのだろうか。

戦争がなければ私は祖父と遊んだり、色々な話をしたり出来ただろう。私が生まれてくるまで元気でいてほしかった。

この様な悲劇を繰り返さない為にも、日本が戦争をしない事を願う。

 

 

 

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