M資金

 1、うまい話には・・・

詐欺と言うものはなくならないもので、積水ハウスが「地面師」と言う詐欺グループに土地取引において63億円ものお金をだまし取られた。

報道によると積水ハウスはこういう事に対するガードが甘く決済は早い、「これは詐欺ですよ」と言う電話があったにもかかわらず忠告を無視しており、詐欺グループにとっては格好のターゲットだったのだろう。

2、昔からある詐欺

昔からある詐欺話にM資金がある。戦後にGHQが日本から押収した金銀財宝を原資として秘密裏に運用されていると言われる莫大な資金の事だ。

このM資金を使って戦後に、ある政治家がのし上がっていった等の話がまことしやかにささやかれているが存在が確認された事はない。

M資金の金額が膨大である為に、そのターゲットは政治家や芸能人、会社経営者等の富裕層が狙われる場合が多い。

手口は時代と共に変化している様だが、基本的には「M資金を使って融資をするには手数料が必要です」「あなたの様な特別な存在が今の政府には必要なんです」と言ってお金だけ受け取りいなくなるのが一般的だ。

40年ほど前にこのM資金による詐欺話に騙され芸能人が自殺した事もあった。

「政府の一部の人間だけが知っているM資金をあなただからお貸しします」と言う特別な融資である事を強調する。

会社の事業や地位や名声を持続する為にお金が必要な上に、特別感を出され「自分は選ばれた人間なんだ」と思い、手を出してしまうのだろう。

3、防ぐのは難しい

「なんでこんな話に引っかかるの、俺だったらだまされないよ」と思うものだが、人間と言うものはお金が必要等の今の自分の置かれている立場と相手への信頼があれば騙されるものだ。

しかも詐欺を行う人が自分の幼馴染だったり同級生だったりする事も珍しくないらしい。

ドラマに出て来る様な悪人顔をしていれば分かりやすいが、実際の詐欺師は善人顔をしていて、とても人を騙す様には見えなかったりする。

ちょっと考えてみればおかしいと思う事が詐欺師が行うと話の組み立てのうまさや饒舌さ,演技力により「自分は騙されない」と自信がある人ほど引っかかりやすい。

積水ハウスの件では、弁護士や司法書士等のプロが騙されている。相当入念に何年もの時間をかけて行うケースもあるのだろう。

こういう巨額の詐欺を行える人は、嘘をつく天才と言えるのだろう。一般の人が同じ事をしてもうまくいくとは思えない。

人間に金銭欲がある限りこの様な類の話は何年経ってもなくならないのではないだろうか。

 

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