自賠責保険の請求権者

1、被害者が請求出来ない時

交通事故が起きた時に加害者に損害賠償を請求するのは原則的に、損害賠償請求権者である被害者自身です。

死亡事故の時はどうなるでしょうか。被害者の方が即死であっても被害者が損害賠償請求権を取得しますが、被害者は亡くなっているのですからこの場合は被害者の相続人が損害賠償請求権を取得します。

精神的損害である慰謝料も相続の対象とされています。

もし加害者が亡くなっているのであれば加害者の相続人に請求します。

被害者が意識不明で請求出来ない時は、その家族や親族が加害者に損害賠償請求をしますが、うまく話し合いがつかないなら、成年後見制度(判断能力が不十分な成人の財産管理、福祉サービスや入院手続き等の契約を代理して行う制度)を利用する事も出来ます。

専門の法律家が成年後見人になる事も多いので、話をしてみて下さい。

 

2、加害者が任意保険に加入してない時

自賠責保険に加入しているが、任意保険に加入していない車を無保険車といいます。

その割合は3割ほどだと言われています。3回事故が起きれば1回は保険に入っていない車と言う事になります。

この場合は自賠責保険から傷害事故で120万円までは補償を受けられますが、入院費等でそれを超える損害がある時は自分で任意保険の「人身傷害補償保険」に加入しておく事も出来ます。

この保険は加入している人や家族が事故に遭って傷害を負った時の保険で、他の自動車保険の様に使用しても保険料が上がりません。

事故で後遺障害を負ったり又は死亡して加害者が無保険の時や、ひき逃げ当て逃げに遭い加害者を特定できない時は「無保険車傷害保険」から保険金を受け取れます。賠償力の不十分な加害者に代わって行われる補償です。

3割もの車が任意責保険に加入していない以上、自分で保険に加入し自分の身は自分で守る事が大切なのではないでしょうか。自分自身とご家族の為に保険の事を考えてみませんか。

 

無料相談ご予約・お問い合わせ

トップへ戻る

電話番号リンク 問い合わせバナー